突然ですが
塩分ってなんだと思いますか?
塩
と言われる方がほとんどでしょう。
今日ふとテレビを見ていた時に
ダイエットの企画の中で
「塩分は浮腫むため、カリウムの多い野菜を食べると浮腫が解消させていきましょう」
と言われていました。
違和感なく、聞こえるかもしれません。
ですが、私は「浮腫む理由の塩分」を
「塩」という一言でまとめられた表現がおかしいと思っているため
管理栄養士の人がその表現は
いかがなものかなと思ってしまいます。
塩の成分は、どんな塩?によって違いますから
きちんと塩の情報を伝えてほしいなと
常日頃から、そう感じているんです。
私が塩という説明をするなら
健康によい「自然海塩」を前提に
・塩化ナトリウム
・塩化マグネシウム
・カルシウム
・カリウム
他、微量元素のミネラルが含まれているもので
安価に販売されている「食塩」は
・塩化ナトリウム
のみ
または
食塩と外国の塩の成分を溶解して
混ぜたものを指します。
は◯たの塩、赤◯の◯塩は
自然海塩ではありません。
テレビで言われる塩分は
水分を溜め込む性質のある塩化ナトリウムのことですから「食塩」ということになります。
もちろん自然海塩にも含まれますが
反対の作用として水分を排出するカリウムも含まれるため
浮腫むことはありません。
子どもの頃から塩分の摂り過ぎはよくない
と聞かされつづけ
いまだに減塩が健康に良いと思い込んでいる方が多いため
日々お会いする方には『適塩』のお話をお伝えしているところです。
先日、お客様が頭が痛くなっているとき
「なんだか梅干しが食べたい」と思い
1粒食べたところ、しばらくすると
頭痛がスーッと引いたんです。
梅干しってすごいですね!
と報告してくださった方がいらっしゃいました。
その梅干しは
私が昨年ワークショップで開催した
昔ながらの梅干しの漬け方で
自然海塩18%のもの
頭痛が解消した理由として考えられるのは
ミネラルが体内に入り、頭痛の要因となるところに届いたからでは?
ということです。
他に
自然海塩と胃痛などの胃の不調
自然海塩と腸内環境
自然海塩と冷えや低体温
自然海塩と慢性疲労
自然海塩と心の不調
など、自然海塩に含まれる成分で
体の不調が改善されていくという事例はたくさんあります。
逆に食塩(塩化ナトリウム)で引き起こされる不具合は
内臓疾患
心の不調
浮腫み
などはみなさんもご存知の内容でしょう。
ちょっとしか使わないから安い食塩を使う
と言われる方がいらっしゃいますが
その少量でも体の不具合を引き起こす要因になるものを
日々蓄積させているということに気づいてほしいところです。
店頭で自然海塩を選ぶ目安は
まず裏の表示に「立釜」「溶解」の
どちらの表示がないことを確認してください。
製造工程に「平釜」「天日」少なくても
このどちらかは記載されているものを選んでください。
自然海塩は、健康の底支えをしてくれる優れものです。
テレビなどの情報を鵜呑みにせず
別の角度での情報をきちんと取り入れていきましょう。