体が冷えていると感じている方
体温を上げたい方向けにお話ししたいと思います。
また女性ならではの婦人科系のお悩み
生理やPMS、妊活、病気を改善したい方にも
お役立ていただけるものになります。
まず旬の食材は基本です。
食材を季節に応じて選ぶこと。
今は寒い季節にできる冬の食材ですね。
スーパーなどはハウス栽培のものも多く、トマト、きゅうり、ピーマン、ナスなど一年中売られていますが
これらは夏の食べ物になります。
夏の食べ物は、暑さに対応できるよう体に働くため、体温を下げる作用があります。
そして体を温めるために温かい食事というのも
ひとつのポイントですが
その食材が冷やすものの場合は効果的ではありません。
そのため日本人向けの食養生として
手に入りやすい食材をお伝え致します。
東洋の考えに基づくもので
食材には体を温めたり冷やしたりする作用があることをご存知でしょうか?
陽性(温める)
中庸
陰性(冷やす)
大きく分けると3つ
本来はもっと細かくなりますが
今日は陽性の食べ物をお伝えするため
他は割愛しております。
その作用を上手に利用していくと
体の体温を上げていくためのセルフケアができるようになります。
私たちの体は食べ物でできているという基本に基づき、
体の中をコツコツと変えていくことがポイントです。
■体をやや陽性の食べ物
山芋、人参、貝類、エビ、小魚、海藻、小豆
ひじき、きび、赤えんどう豆、乾燥食材、白味噌
*こんな人にお勧め*
甘いもの好き
むくみやすい
体が疲れやすい
△こんな人は控えましょう
高血圧、糖尿病、暴飲暴食の傾向がある方
■体を陽性にするもの
卵、鶏肉、梅干し、赤味噌、醤油、海水の自然塩
胡麻、そば、魚卵、生姜、シナモン、塩漬け、塩麹、黒米、アマランサス
*こんな人にお勧め*
貧血、冷え性
胃が弱い
やや神経質
低体温
△こんな人は控えましょう
便秘気味、イライラしやすい
塩気を摂り過ぎ、体が引き締まっている人
冷えは万病のもとですから
体が冷えている方の温活のために
ご活用していただけたらと思います。
夏の食材をどうしても使いたい場合は
その食材を少なく使いつつ
その食事の中で陽性の食べ物をしっかり取れるようなメニューにして組み合わせるとカバーできます。
参考まで。